越冬・冬眠：阿古谷オオクワ園ブログ

いつもご覧頂きありがとうございます。 
 
朝晩の気温が下がってきましたので、  
国産オオクワやヒラタを冬眠させる為に  
ゼリーとマットを厚く入れ温度管理していない所へ移動させようと思います 
 
まだ、日中は暖かい日もあり活動しエサも食べておりますが、  
徐々に気温が下がり出すと自然に冬眠状態になります  
 
オオクワガタ等冬眠する種は冬眠させ春からブリードした方が、  
産卵数も多いですし長生きしてくれます  
 
冬眠方法ですが、  
 
■マット  
冬眠させるのはどんなマットでも問題ありませんが、  
冬眠中でも過度に乾燥すると死んでしまいます。  
マットの厚さを10ｃｍ以上にしていれば乾燥しにくく、 
さらに蓋とケースの間に新聞紙や空気穴を開けたビニールを挟んでおくと 
なお良いと思います。 
当方ではブリードに使用した後のマットを再利用しております。 
 
■エサ（ゼリー）  
夏に比べれば僅かな量ですが、10℃前後あればエサを食べます。  
念の為、ゼリーを入れておいた方が良いです。  
 
■場所  
夏同様直射日光厳禁です。 
屋外で越冬可能ですが、屋内に置かれる場合は、  
一時的でも温度が上昇すれば冬眠から覚め活動してしまいますので、  
暖房を入れない場所が好ましいです。 
常に5〜10℃以上ある場所では冬眠しない可能性もあります。 
 
宜しくお願いします。